LEDの影響

藤原宮跡


藤原京は、日本で初めて首都として計画的に造られた都市です。
その中心、現在でいえば皇居と国会議事堂と霞ヶ関の官庁街をあわせたところが藤原宮で、奈良県の明日香村にあります。







藤原京は694年に遷都し、平城京遷都までの16年間この地で持統、文武、元明の天皇三代が律令国家体制を強力に押し進めました。










天皇が儀式や政治を行った大極殿跡が大宮土壇として残されており、何か神社のような空気を感じ入ってみると、











石柱に囲まれた大きな木がありました。神木でしょうか。










正面に回ると鴨公神社と刻まれていました。石柱の中の木はコケまみれで、










根元はひび割れ歪になっており、上は樹皮が痛んでたり白い地菌類と見られるものがついてたり、










橙色のコケがついてたり、キノコが生えてたりと、かなり弱っている様子でした。










傍には剪定されたばかりの木もあり、切り口を見ると幹が裂けてたり、中が空洞化してたようです。



















空洞化はほかでも見られ、




















裂けた部分がぼろぼろになってる木は何本もあり、































コブができてる木もコケまみれで、
















根から枝が出てる木にはキノコが生えていました。


【周辺の木々】

















蔓性の植物が覆いつくしています。

下の部分のアップ。

上の部分のアップ。


















































コンクリート側溝蓋が極端に脆くなって崩れてるところがあり、わずかですが黄色と薄緑色のコケもついています。


コスモスの咲く頃何度も訪れた藤原宮跡に、こんな重苦しい場所があったとは思いも寄りませんでした。
滞在時間が短かったため、広い敷地の一部しか撮影できませんでしたが、
今全国でLEDの影響として報告されている、脆くなったコンクリートと同質と思われる現象が見られました。
このままLED化が進めば、待っているのは自然や人工物の崩壊ではないでしょうか。
(2017年5月16日撮影)


全国のLEDによる被害の様子は、こちらでご覧いただけます。
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