LEDの影響

長居公園植物園(ライトアップの影響)

11月25日〜12月25日の1ヶ月間、「光の森」と称するイベントが開催されてたので樹木の様子を観察してきました。

【蓮のある大きな池】





入口を入ってすぐのところに「大池」という文字通り大きな池があります。冬枯れの蓮の葉がいっぱいでした。


【黒ずんだ木々】





















ライトアップされてる周辺の木々は煤がついたように黒くなってたり、焦げてるような木が多くありました。
右下の画像はヒマラヤ桜です。黒ずんでる枝が多々あり、精一杯花を咲かせていますが数は少なく、弱っています。


【コケのついた木々】














コケのついた木は随所にあり、池の近くは特にひどい状況でした。大半は緑か白っぽい緑で、黄色いコケがついてる木もありました。


【コブのできた木々】
















コブは桜に多く、コブから胴ぶきしている木もありました。


【樹皮の捲れた木々】














全体的に乾燥しており、木肌がひび割れたり捲れたりしている木がたくさんありました。


【幹の裂けた木々】





















幹が裂けてる木は乾燥がひどいものが多く、その内側を見ても水分ががなく干からびているようです。


【穴のあいた木々】







穴があいてるだけでなく、緑のコケがついてたり、乾燥して樹皮が捲れてたりしています。


【不自然な枯れ方】







常緑樹の一部が不自然に枯れていました。真ん中はライトアップされてるヒマラヤ桜の近くの木です。 
右の松は大池の小島にあります。内側から枯れてきており、木肌が黒くなっていました。


【切り株】














まだ新しいものもあります。弱っている木がこんなふうにどんどん切られていったら・・・


【歪な風景】





植物園はカラスが多く奥へ行くほどその数は増え、バラ園の入口から黒い塊りが見えたとき異様さに息を呑みました。
カメラを構えると一斉に飛び立ったので写ってるのは数羽ですが、バラ園を占拠するかのようなカラスはふてぶてしく見えます。
長居公園は鷹が来なくなってからカラスが増えたらしく、スタジアムでは対策をしているため、植物園に集まってきたそうです。
鷹が来なくなった時期まではわかりませんでしたが、LEDのライトアップと関係があるように思えてなりません。
鷹も怖い気がしましたが、警備員さんによるとカラスの方が人間を襲うから怖いとのことでした。鷹は人を襲ったりしないそうです。


(2017年1月7日撮影)


植物園は自転車の乗り入れができず、9:30〜17:00の営業時間以外は閉鎖されており、広い敷地にわずかな防犯灯があるだけです。
それなのにこれほど樹木が傷んでいるのは、下に掲載しているライトアップの影響が大きいと思われます。


【ライトアップ】











ライトアップは七色に変わるものが多く、身近に感じるはずの木々の異様な姿に身震いしました。






すさまじい光にさらされているヒマラヤ桜。
フラッシュは焚いていませんが、これだけの明るさです。

上の写真右奥のパンジーで作った雪だるまの光源。
この眩しさの中、一緒に写真を撮る家族連れが多かったです。


【イルミネーション】




ハート型はパンジーのポットで作られており、横に咲いてるのはアイスチューリップです。写真を撮るための行列ができています(右の画像)
アイスチューリップとは、球根を植木鉢ごと冷凍して開花期を調整するものだそうです。聞いてぞっとしました。






のたうちまわって逃れようとしてるように見えたヤマザクラ。

池の奥の場所はこの乗り物に乗らないと行けなくなってました。


【池を脅かす光】



一番上の写真の、水色の橋から入口の方を見たところ。大池に強烈な光が反射しています。
オレンジの横のラインの下が池で、黒く斑になっている部分は蓮の葉です。身を挺して水を守っているようにも思えます。




上の写真の右側です。イルミネーションを巻きつけたハート型のアーチをくぐり、ものすごい光量の桜の森を抜け、白く光る橋を渡ります。
橋の上で緑の光に染められているのは観光客です。そして池には凄まじい光が…






七色に変わる噴水の向こうに見えるのはイルミネーションされたレストハウスです。
その奥にも電飾がされており、上に掲載している乗り物でのみ見学できます。

青白く光るイルカ。
噴水と橋の間でギラギラしていました。



(2016年12月25日撮影)


ライトアップの中では注意力・判断力が鈍るという体験は何度もしていますが、ここは特に酷く疲労感も強かったです。
昼間は大丈夫と思ってましたが、禍々しさのようなものが感じられ足が重くなり、得体の知れない不安感がつきまといました。
少し休憩しようとベンチに座っても落ち着かず、公園なのに気の休まらない空間だと思いながら歩き、
突き当たりのバラ園で屯してるカラスを見たときは、最果ての地に来たような錯覚を覚えました。

植物園のライトアップが始まって7年、当初白熱球だったところも徐々にLEDに変え、今では大半がLEDだそうです。
直接ライトアップされてたり周辺にある木はもちろんのこと、そこから遠い場所でも水辺の木はとにかく弱っており、
LEDの影響を受けた池の水は、周りに悪影響を及ぼすものになってしまってるのでは…?と思いました。


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